Franciscan Jubilee Year
HIROFUMI MISAWA


聖フランシスコ800合唱団

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 ジュビリーについて
  
三澤洋史  
アッシジの聖フランシスコの地上の生涯から天の祖国への幸いなる帰天(1226年10月3日)800周年

 近年、アッシジの聖者の人物と業績を記念する他のいくつかの重要な行事が行われてきました。グレッチョの最初の馬小屋の製作(1223年)、被造物の聖なる美への賛歌である「太陽の賛歌」の作成(1225年)、いわば新たなカルワリオ(ゴルゴタ)としてヴェルナ山で死の2年前(1224年)に起きた聖痕の800周年です。2026年はこれまでの記念行事の頂点と完成を示します。実際、それは「聖フランシスコ年」であり、すべての人は〈熾天使聖人〉の模範に倣って現代世界で聖なる者となるように招かれます。

 「わたしたちが救われるべき名は、天下にこの名のほか」すなわち、人類のあがない主であるイエス・キリストの名のほか、「人間には与えられていないのです」(使4・12参照)。このことが驚くべき真実であるならば、12世紀から13世紀にかけての、いわゆる聖戦と、慣習のゆるみと、誤った宗教的熱狂の時代に、「地上の世界に一つの太陽が生まれた」ことは、同じように驚くべき真実です。裕福な商人の息子から、貧しくへりくだった者となったフランシスコは、世界に福音的生活の目に見える模範とキリスト教的完徳の真の姿を示す、真の〈もう一人のキリスト〉です。現代は、フランシスコが生きた時代とさほど変わりません。このことに照らして、フランシスコの教えは現代においてこれまでにまして妥当であり、理解しうるものだと思われます。キリスト教的な愛が衰えるとき、無知が悪習のように広まり、諸民族の調和を唱える人々は、真のキリスト教的精神によってというよりも、利己主義によってそれを唱えます。仮想的なものが現実を凌駕し、社会の不和と暴力が日常化し、平和が日々ますます不安定でほど遠いものとなるとき、「聖フランシスコ年」は、わたしたち皆が、それぞれの可能性に応じて、〈アッシジの貧者〉に倣い、可能なかぎりキリストを模範として自らを形づくり、終わったばかりの聖年の決意を無駄にしないようにと促します。わたしたちを巡礼者とした希望が、今や惜しみない愛の熱意と情熱へと変わりますように。

 「そして、次のことをあなたがするか否かによって、あなたが主と、〔主〕とあなたとのしもべであるわたしを愛していると知りたいと思っています。次のこととはこれです。すなわち、ある兄弟が罪を犯したとします。それが犯しうる最大の罪であったとしても、あなたの眼を見た後で、あわれみを乞うたなら、その〔兄弟〕があなたのあわれみを得ることなしに帰っていくことがこの世において決してありえないようにするということです」。

 聖フランシスコは、有名な『奉仕の任にある某兄弟への手紙』に記されたこの驚くべきことばによって、一人の無名の兄弟に慰めと助言を与えると同時に、何よりもゆるしと免償と切り離しがたいしかたで結びついた、あわれみという根本的な概念を説明し、強調します。そして、まさに「アッシジのゆるし」ないし「ポルチウンクラの免償」として知られるこのゆるしが、800年前にアッシジの近くの「小さな土地」(そこから〈ポルチウンクラ〉という名が由来します)に建てられた古くからある教会を、告白と聖体拝領の後に8月2日に訪れた人のために、教皇ホノリオ三世がフランシスコに直接与えた、特別な特権です。

 自分の祈りがキリストの代理人によって聞き届けられたのを目にした聖フランシスコが、与えられた恵みを告げる際にポルチウンクラの奉献式に出席した群衆に放ったのと同じ惜しみない熱意と喜びをもって、わたしたちの信仰と喜びの奉仕者である教皇レオ十四世は、通常聖年の終了と時を同じくする2026年1月10日から2027年1月10日まで「聖フランシスコの特別聖年」を公布することを定めます。
(教皇庁内赦院 アッシジの聖フランシスコ没後800年の特別聖年に与えられる免償に関する教令より




聖フランシスコの生涯
ポルツィウンコラでの聖フランシスコ



【Youtube概要】ポルツィウンコラで起こったアッシジの聖フランシスコの生涯とフランシスコ会の誕生に関連する出来事の簡潔な説明:福音書と使命、最初の友愛会、アッシジのクララの修道生活への歓迎、マタの集会、バラ園の誘惑、アッシジの赦免、そして聖フランシスコの父なる神の祝福された逝去。
Youtube画面の設定(歯車マーク)から字幕をオンにし、自動翻訳で視聴できます。

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